こんにちは、すみれです!
最近、デーツを食べて感動したので、今回は「デーツ」についてご紹介したいと思います。
あまり馴染みがありませんでしたが、世界ではポピュラーなドライフルーツです。
デーツとは?

デーツとは、ナツメヤシの実のことです。
ぱっと見た感じは、干しブドウに似ています。
デーツの種類にもよりますが、1粒の大きさは約3~6cmです。

デーツは、ヤシ科ナツメヤシ属に分類されます。
原産地は、北アフリカや中東です。
中東では日常的に食べられており、イスラム諸国では、ラマダン(断食)明けに、水と一緒にデーツを食べます。
栄養が豊富で、食物繊維や鉄分、カリウムを多く含んでいます。
デーツの味わいは黒糖?

デーツの味は、黒糖や干し柿に似ています。

その甘みにビックリ!!
デーツは、天然のキャンディーともいわれるほど、甘みがたっぷりなのです。



ヘルシーな間食にぴったり!
デーツはどんなふうに実になっている?


デーツは、ヤシの木に大きなブドウがくっついているように、実がなります。



すごーい!
実が木についた状態で乾燥させて、ドライフルーツにして食べます。
もちろん、実を乾燥させずに生で食べることもできます。


デーツの種類にもよりますが、一般的には7か月ほどで実が乾燥するようです。


実が乾燥したら、ナツメヤシに登って、デーツを収穫します。


オタフク 知っておきたいデーツ情報~デーツってどうやってできるの編
デーツの栄養は?



小さなデーツですが、食物繊維やカリウムが豊富です。
エネルギー | 281kcal |
食物繊維 | 7g |
カリウム | 550mg |
鉄 | 0.8g |
葉酸 | 0.9㎍ |
デーツは食物繊維を7g含んでおり、食物繊維が多いです。
ちなみに、バナナ(可食部100g)の食物繊維が、およそ1gです。
日本人の食事摂取基準(2020年版)によると、1日あたり成人男性で21g、成人女性で18g以上の食物繊維を摂取することが、推奨されています。
つまり、デーツ100gを摂取すると、1日の約1/3の食物繊維をとれます。
デーツの食べ方には、注意が必要


栄養があるからといって、食事と一緒にデーツを100g摂取すると、カロリーがオーバーする可能性があります。
食物繊維にせよ、カリウムにせよ、先ほど提示したデーツの栄養は、可食部の100g当たりです。
デーツの種類によりますが、小さいデーツ1粒で約7g、大きいデーツ1粒で約20gです。
間食としてデーツを食べる場合は、小さい粒なら3~5粒程度、大きい粒なら1~2粒程度が適量です。



食べすぎには気をつけましょう。
なつめ、なつめぐ、なつめやしの違い
デーツのことを「ナツメヤシ」ともいいますが、似ている言葉に「ナツメ」や「ナツメグ」があります。
それらの違いについて、ちょっと調べてみました。
ナツメ


ナツメとは、クロウメモドキ科の果実のことです。
よく参鶏湯(サムゲタン)に入っている赤い実です。
「なつめ」を漢字で書くと、「棗」です。
ナツメの節には、2本の棘があることに由来します。



棘(とげ)という漢字を上下に2つ、重ねているのね。
日本では乾燥ナツメが主流で、なつめを1日3粒食べると、年を取らないといわれています。
ナツメグ


ナツメグは、ニクグス科の果実の仁(じん)の部分です。
「仁」とは、種の中身のことです。
やや甘くスパイシーな香りがあり、香辛料として使用されます。



ハンバーグを作るときによく使うね。
ちなみに、種についている網目のような赤い皮は「メース」として使われています。
デーツはどこで買えるの?


イオンでは、プライベートブランドの中で、デーツを扱っています。
カルディや業務用スーパーでも、販売しています。
もちろん、ネットでも購入が可能です。
まとめ
- デーツは黒糖のように甘いドライフルーツ
- 食物繊維やカリウムがたっぷり!
- 小さい粒なら3~5粒が適量!
デーツの種類にもよりますが、干しブドウぐらいの大きさで、栄養が豊富。
毎日の食事に上手に取り入れて、健康な生活を送りたいものです。
ぜひデーツを試してみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。