こんにちは、すみれです!
今回は、ヤーコンという野菜をご紹介したいと思います。
見た目はサツマイモに似ていますが、生でも食べられます。
ヤーコンを使って、サラダやきんぴらを作ってみました。
ほんのりとした甘みがあるので、調味料が少なくて経済的です!
ヤーコンとは?

ヤーコンは、南米アンデス原産のキク科の植物です。
草丈は1~2mぐらいで、葉はヤーコン茶になります。
土の中では、根っこが大きくなって、塊根(かいこん)になります。

その形は、サツマイモにそっくり。
個人的な見解ですが、サツマイモに比べると、ヤーコンの皮はやや薄いです。
ヤーコンは霜に弱いので、暖かくなった5月頃に種イモを植えて、11月頃に収穫します。
ヤーコンは、生でも食べられる

見た目がサツマイモに似ていますが、ヤーコンは加熱せず、生で食べられます。
生で食べると、シャキシャキしていて、ほんのりと甘みがあります。
すみれさん「畑の梨」と呼ばれることもあります。
ヤーコンは低カロリー


ヤーコンはサツマイモによく似ていますが、デンプンを含みません。
そしてカロリーは、サツマイモの半分程度です。



とってもヘルシー
ヤーコンはフラクトオリゴ糖を多く含む


ヤーコンは、野菜の中でもフラクトオリゴ糖を多く含みます。
ヤーコンに含まれるフラクトオリゴ糖は、ゴボウの2倍以上です。
フラクトオリゴ糖とは
玉ねぎやバナナに含まれる天然のオリゴ糖のこと。
フラクトオリゴ糖は、腸では吸収されず、ビフィズス菌の増殖を促します。
フラクトオリゴ糖を1日1 g以上摂取すると、乳酸菌やビフィズス菌など善玉菌の餌になり、腸内フローラを改善します。
また、1日3~5 gを摂取すると便通の改善が期待できます。
ヤーコン100gでは、フラクトオリゴ糖を7g含みます。
よって、ヤーコン50gでフラクトオリゴ糖が3.5gになります。
つまり、1日にヤーコン50gぐらいを摂取できると、便通の改善が期待できる量といえるでしょう。
ヤーコンを食べてみた
サラダ


今回は、ヤーコンの皮をむいて、スライサーで細かくカットしました。
私は、栄養分が逃げてしまう気がするので、スライサーしたものを、そのまま使ってみました。
スライサーでカットすると、あっという間に変色していきます。


変色が気になる方は、カットしたヤーコンを水や酢水にさらしましょう。





水でさらすと、水がメロンゼリーのような色になりますよ。


ヤーコンをカットして感じたことは、アクの出かたがゴボウに似ていることです。
まな板も黒く汚れます。


でも、変色したヤーコンをそのまま生で食べても、変なえぐみは少ないと感じました。



とても不思議な野菜だなと思います。
きんぴら


ヤーコンには自然な甘みがあるので、「きんぴら」はとっても作りやすいです。
なんといっても、砂糖は加えなくて良いのです!
詳しい調理方法は、こちらを参考にしてください。



調味料が少なくて済むので、とっても経済的!!
ヤーコンは生でも食べられて、加熱してもホックリしないので、さっと火を通す程度にします。
彩りにニンジンを入れてみました。
ニンジンを入れる時は、先にニンジンに火を通してからヤーコンを入れるとよいでしょう。


ニンジンを先に炒めて火を通す


後からヤーコンをサッと炒める
皮をむいてデザート


ヤーコンは生で食べられるので、皮をむいて食べやすい大きさにカットして、そのままデザートに。
生で食べると、シャキシャキしていて、ほんのり甘い梨のようです。



さすがに梨の方が甘いけど、優しい甘みだね
カットすると変色しますので、水や酢水にさらした方がいいです。
サラダやきんぴら以外にも、ヤーコンの楽しみ方は、いろいろあります。
興味のある方は、こちらをご覧ください。
まとめ
- ヤーコンは、生でも食べられて、ほんのり甘い梨のよう
- フラクトオリゴ糖を含む量は、野菜の中でトップクラス!
- カロリーはサツマイモの半分!
ヤーコンは、生でも炒めても美味しくいただける野菜です。
ほんのりと甘みがあるので、そのままデザートになります。
その上、フラクトオリゴ糖や食物繊維が摂取できるので、からだにも優しいです。
ヤーコンは、11月ごろから収穫されるので、機会があれば是非お試しを。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。










