こんにちは、すみれです!
文章を書くことって、なかなか難しいですよね。
分かりやすい文章、伝わりやすい文章って
どうやったらスラスラ書けるようになるの?
今すぐ実践できる簡単なコツがあります!
今回は、ブログ記事の書き方 文章 編として、文章を書くことに焦点をあてて、6つのコツを紹介します。
即戦力のあるコツですので、この機会に是非ともご覧ください。
この記事は、3分で読めます。
- 記事って、どのようにできているのか?
- よい文章とは?
- 簡単なコツとは?
- 文章のミスをチェックする方法は?
構成と文章のイメージする
記事は、構成と文章でできています。
分かりやすいように、まずは「魚」をイメージしてください。
- 魚の骨の部分:構成
- 魚の身の部分:文章
魚の骨と身が合体して魚になります。
記事も同様で、構成と文章の2つのパーツが合わさることで成立しています。
骨や身だけで泳ぐ魚がいないように、構成と文章のどちらが欠けても十分な記事にはなりません。
よい文章とは?
よい文章には、さまざまな解釈がありますが、まずは読者がストレスを感じない文章を書くことを意識します。
- 誤字や脱字がない
- 文末の表現が統一されている
- 難しい言葉はない
- 主張がずれない、論点がずれない
- 最後まで読んでもらえる
誤字や脱字がない
自分の書いた文章の信頼性を保つためにも、誤字や脱字がないようにします。
また、使用している漢字に間違えがある、あるいは脱字が多いと、読者の読むリズムを崩します。
文末の表現が統一されている
文末が「ですます調」だったけど、急に「である調」に変化すると、読者は「どうした?」と感じます。
自分のブログなどで文章を書く場合は、「ですます調」「である調」のどちらでも構いません。
依頼を受けて文章を書く場合は、依頼主の注文に応じた文末にします。
記事の始めから終わりまで、統一された文末にすることが大切です。
難しい言葉がない
上室性頻拍が心室内変行伝導すると、心電図はwide QRSとなる
このように書かれても、循環器を勉強した人でなければ理解できません。
専門的な難しい言葉は、理解しやすい言葉におきかえます。
主張がずれない、論点がずれない
お昼ご飯を食べる時間になったから、パンを食べようと思った。寝不足だと、体に良くない。
パンを食べようと思った話から、突然「寝不足は体に良くない」という話になっています。
どうしてパンの話から、寝不足の話になったのか、よく分かりません。
読者に言いたいことが伝わるように、論点はずらさないことです。
最後まで読んでもらえる
後述しますが、コミックナタリーの初代編集長の唐木さんは、完読される文章がよい文章だといっています。
つまり、書いた記事が読者に最後まで読まれるということです。
たしかに、自分が検索したサイトで、書かれている言葉がスムーズだと、最後まで読み切れます。
今すぐできる簡単なコツは?
主語と述語を意識する
自分が書いた文章の主語がどれか、主語を受ける述語がどれか、はっきりさせます。
例を2つ用意しました。
① おばあさんが おじいさんが帰ってくる間に 川に洗濯にいった。
② おじいさんが帰ってくる間に おばあさんが 川に洗濯にいった。
②の文章の方が、主語の近くに述語があって、意味が伝わりやすいです。
次の例ですが、①は主語に対応する述語がずれています。
① 私は 鬼ヶ島で 鬼を退治するのが 目標です。
② 私の目標は 鬼ヶ島で 鬼を退治することです。
①では、主語である「私は」が受ける述語が、「目標です」になっています。これが主語と述語のねじれです。
②に直すと、主語と述語が一致します。
主語と述語を意識するだけで
文章の伝わりやすさは簡単にアップします。
修飾語と被修飾語は近くにセットでおく
修飾語が被修飾語から離れると、意味がずれることがあります。
① 赤い 花が 咲いた。
② 赤い 花壇に 花が 咲いた。
①では「赤い」という修飾語が、「花が」という主語を修飾しています。
修飾される言葉を「被修飾語」というので、ここでは「花が」にあたります。
咲いたのは赤い花です。
②では、「赤い」と「花が」の間に、「花壇に」という言葉が入りました。
「赤い」が花壇にかかって、赤い花壇だと読み取ってしまいます。
修飾語は、被修飾語の近くにおくことが大切です。
簡潔に伝える
自分の文章を振り返って、余計な言葉をそぎ落とします。
① 自分の文章が、分かりにくいというようなことになっていないか確認する。
② 自分の文章が分かりにくいかどうか、確認する。
①は、まわりくどい言い方になっています。②は必要な言葉だけに絞りました。
記事の構成でもお話しましたが、記事の本文では長い文章はできるだけ避けます。
長い文章だと、読者が読みにくと感じるからです。
伝えたいことは、簡潔に表現するようにしましょう。
言いたいことがたくさんあると、文章が長くなりやすいです。
1文は40~60字にします。
同じことを繰り返さない
① 気温が高く、うだるような暑さが続いて、暑くて花が枯れそうなので、花に水をあげた。
② うだるような暑さが続いて、花が枯れそうなので、花に水をあげた。
気温が高い=暑いなので、重なる意味の言葉を省くと、すっきりまとまります。
指示語はできるだけ使わない
「これ」「それ」と指示語をたくさん使うと、読者が何を示しているのか言葉を探してしまいます。
読者に負担をかける文章は、書かないように心がけましょう。
漢字とひらがなの割合を適切にする
漢字が多いと、読みづらいです。漢字は全体の30%ぐらいにします。
全体の文章をみて、漢字が多い場合は、故意にひらがなに直します。
今回は実践しやすいコツをご紹介しましたが、他にも押さえておきたいポイントがあります。
参考になるおススメの本がありますので、ぜひ読んでみてください。
唐木元さんの著書「新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」
です。
最後まで読まれる文章をどうやって書くか、分かりやすくまとめています。
本の厚さは1.5㎝ほどです。親しみやすいイラストが入っていて、堅苦しさはありません。
非常に明瞭な文章で、さらっと読めます。
書いた文章のミスを調べる方法は?
調べる方法は、自分で行う方法とツールを使う方法があります。
自分で行う方法
しばらく時間をおいて見直す
書き終わった文章を一晩おきます。次の日にあらためて文章を見直すと、自分の見方や気持ちが変わって、気づかなかった点が見つかります。
音読する
自分で書いた文章を声に出して読んでみます。読みにくい部分や、言い回しがおかしい部分を自分で発見できます。
無料の校正ツールを使ってみる
校正ツールを使うと、気づかない間違いや不足点を見つけてくれます。
おすすめは、プレスリリース校正ツールです。
使い方は、とっても簡単です。
自分が書いた文章をコピーして、サイトの入力フォームに貼り付けて、校正ボタンを押すだけです。
自分が書いた文章の隣に、校正された文章がでてきます。校正前後の文章が並べてみられて便利です。
校正後は、修正の必要な部分にマーカーが付きます。
だた、修正点を指摘するのみで、どのように直した方がいいか、アドバイスはしてくれません。
無料の校正ツールは複数ありますので、いろいろ試してみてください。
校正ツールの解析ソフトが異なるものを2つ以上使うと、校正の精度があがります。
まとめ
文章力は、筋トレと同じように鍛えれば、必ず身につきます。
書けば書くほど、文章力がついて、文書が磨かれていきます。
自分の癖も分かってきますので、必要な修正をしていけば、もっと早く確実に文章を書くことができます。
簡単なコツを実践して、どんどん文章を書いてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。