直販所で見たことがないナスを手に入れました。
直径10cmほどの大きなナスです。
商品のラベルには、加熱するとトロッとするとのこと。
今回は「ローザビアンカ」について、ご紹介したいと思います。
ローザビアンカって?
ローザビアンカは、イタリア原産のナスです。
薄い紫色に、白い筋状のストライプが所々に入っています。
よーく見ると、少し縦に浅い溝があります。
一般的なナスは、ヘタも紫色ですが、ローザビアンカは、ヘタが黄緑色です。
ヘタが紫色
ヘタが黄緑色
ローザビアンカって、どんな意味?
ローザビアンカは、「Rosa bianca」と書きます。
biancaは、イタリア語で「白い」、Rosaは「バラ」を意味します。
つまり、ローザビアンカは「白いバラ」ということです。
ナスなのに!
ローザビアンカは大きい丸ナス
日本で売っている一般的なナスに比べて、ローザビアンカは大きいです。
ローザビアンカを調理するときに、家に一般的なナスがなかったので、スーパーで売っている卵と比較してみました。
一般的なナスとたまご
ローザビアンカとたまご
ローザビアンカの直径は10cm程度で、一般的なナスの3倍になります。
持った感じも、ずっしりしていました。
ローザビアンカは、どうやって食べる?
直販所のおススメの食べ方は、ローザビアンカを厚めに切って、オリーブオイルでソテーするレシピ。
加熱すると、トロッとして美味しいとのこと。
さっそく、チャレンジ!
ローザビアンカを1~2cmに厚く輪切りにします。
味を確かめたいので、塩をせずに、そのままオリーブで焼きます。
厚めに切ったので、しっかり火を通します。
お箸で持ち上げたときに、少しクタっとなるぐらいまで、加熱しました。
いただいてみると、ナスとズッキーニを合わせた食感です。
トロトロになって、ねっとりしていて、とっても美味しいです!
アク抜きはしませんでしたが、まったく気になりませんでした。
アクが少なく、肉厚なローザビアンカ。
今回は1つしか購入しなかったのでチャレンジしませんでしたが、トマトやチーズと合わせると、もっと美味しくなりそう!
そんなローザビアンカですが、漬物には不向きです。
また、生食には適しません。
焼いたり煮込んだりする方が、相性が良いです!
ローザビアンカを日本で育てるのは難しい?
ローザビアンカは、日本のナスと同じように栽培できます。
種から育てることもできますが、初心者は苗から育てる方が無難です。
連作障害がありますので、同じ場所で育てたい場合は、接ぎ木苗を選びましょう。
生育温度は22~30℃、特に夏場は水切れしないように注意します。
まとめ
- ローザビアンカはイタリア原産のナス
- 直径10cmほどの丸ナスで、紫に白いスジと黄緑のヘタが特徴
- 油との相性がよく、加熱するとトロトロに!
アクが少なく、ねっとりトロッとした食感は、非常に美味です。
ローザビアンカを見かけたら、是非ともお試しを。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。