こんにちは、すみれです!
待望のしその実を収穫する時期になりました。
さっそく、しその実を収穫して、塩漬けにしてみました。
色々なアレンジができるので、おススメですよ。
しその実は収穫の見極めが肝心
しその実の収穫は、早すぎると実のプチプチ感が足りず、遅すぎると実が固くなります。
実の状態をよくみて、適切なタイミングで収穫しましょう。
しその実を収穫するポイント
最も分かりやすいのは、穂先に花が1~2輪残っている状態です。
全て花が落ちてしまうと、実が熟して固くなります。
下の写真の右側は、実がちょっと小ぶりなので、プチプチ感が足りないと思います。
左側の写真では、実がプリッとしています。
これがベストです。
実が小ぶり
実が大きい
しその実の収穫は、地味に大変!
しその実を手にするまでの道のりは、意外と長いです。
- しその穂を切って集める
- しその穂を水洗いする
- しその実を集める
収穫するしその実の量にもよりますが、今回は上記の作業だけで、1時間ぐらいかかりました。
収穫作業の方が大変でした。
まずは、しその実の状態を確認しながら、しその穂を切り集めていきます。
そして、水を入れたボールに、しその穂を入れて、余分な汚れを落とします。
散った花などが付着していますので、取り除きましょう。
それから、洗ったしその穂を、しごいて実を外します。
穂の軸に沿って、軽く指を滑らせると良いです。
力を入れすぎると、穂の軸が折れしまい、実が上手く外れません。
しその色素で指が汚れますので、気になる方はビニール手袋を使用しましょう。
面倒くさがりの私は、素手で作業しました。
大変お見苦しいですが、土いじりをした後のような、こんな感じの指になります。
2~3日すれば、指についた色素は落ちます。
穂から実を外す作業で、30~40分かかりました。
黙々と作業すると、意外と大変でした。
しその実を長く味わいたいので、頑張りました!
しその実はアク抜き必須!
しその実は、そのままだと苦みやえぐみが強いので、調理する前に必ずアク抜きをしましょう。
アク抜きをする方法は、大きく分けて2つあります。
- 一晩水に浸ける
- 沸騰したお湯で軽く茹でる
しその実を水に浸けてアク抜きすると、風味が残りますが、出来上がったしその実が茶色になります。
茹でてアク抜きする方法 は、出来上がりが緑で、色が鮮やかです。
今回は、茹でてアク抜きする方法をご紹介します。
まず、鍋に水を入れて沸かして、塩を入れます。
塩の量は、お湯1Lに対して、大さじ1杯です。
沸騰したお湯に、しその実を入れます。
中火で2分程度、茹でます。
しその実をざるに上げて、冷水にさらします。
熱が取れたら、しその実をザルに上げて、水気をよく取ります。
厚めのキッチンペーパーを使うと、絞っても紙が破れにくく、水を吸収してくれるので、おススメです。
これでアク抜きが完了しました。
しその実を塩漬けにしよう
アク抜きができたら、いよいよ、しその実の塩漬けを作ります。
しその実の佃煮を作ろうと思いましたが、しょう油味をつけると、バリエーションが狭まるので、塩漬けに決定!
以下のものを準備します。
必要物品
- アク抜きしたしその実
- しその実の重量 10%の塩
- 保存用のシッパー付きの袋
塩漬けの方法
水分をしっかり取ったしその実を、シッパー付きの袋に入れます。
今回は、収穫したしその実が60gだったので、6gの塩を準備しました。
しその実を入れたら、用意した塩を入れます。
少し空気を入れた状態で、ジップロックの封をして、上下左右に袋を揺らして、塩を全体にまぶします。
終わったら、ジップロックを開けて、空気をしっかり抜いたら完成です。
冷蔵庫で2~3日おけば、美味しくいただけます。
塩漬けにしたしその実は、冷蔵で1カ月程度は保存できます。
塩漬けのしその実を美味しくいただくには?
塩漬けのしその実は、豆腐やうどんの薬味、おにぎり、チャーハン、パスタなどに利用できます。
しょう油とみりんで煮れば、佃煮もできますよ。
こちらは、しその実で作ったおにぎりです。
しその香りが広がって、食欲をそそります。
まとめ
- しその実の収穫はタイミングが大切
- しその実のアク抜きは、茹でた方がキレイに仕上がる
- 塩漬けにすれば、アレンジしやすい
家庭菜園で作ったしその実は、収穫時期が限られています。
タイミングを逃さずに、収穫しましょう。
塩漬けにして、その美味しさを堪能してみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。