こんにちは、すみれです!
今回は、福島県にある大内宿でくるみ蕎麦を食べたので、ご紹介したいと思います。
くるみ入りの濃厚なつゆに、ツルツルのお蕎麦。
めちゃくちゃ美味しかったです。
大内宿とは?
大内宿は、福島県南会津郡下郷町にあります。
江戸時代に、会津若松と日光今市を結ぶ街道の宿場町として栄えました。
1981年(昭和56年)に国選定重要伝統的建造物群保存地区として指定され、今でも茅葺屋根の建物が残っています。
絶品!会津の天然くるみを使った、くるみ蕎麦
大内宿のメイン通りの中程にある金太郎そば山本屋さん。
こちらで、天然くるみの盛りそばがいただけます。
メインの通りの脇に小道があって、そこに少し入ると、食事処の入り口があります。
山本屋の入り口
メニュー
私が注文したのは、山本屋晴れの日膳 2200円です。(2024年2月時点)
お膳の内容は、 天然くるみのもりそば、栃もちのつゆ餅、さしみこんにゃく、会津天然くるみアイスクリームです。
栃もちのつゆ餅とアイスクリームは、後から来るとのことで、上記の写真には映っていません。
晴れの日のお膳というセットだけあって、色々なご馳走を楽しめます。
お店の方に了承を得て、たくさん写真を撮らせていただきましたので、セットの内容を詳しく説明したいと思います♪
くるみ入りもりそば
くるみペースト入りのつゆで頂く、盛りそばです。
まずは、付けつゆを作ります。
会津で採れた天然のくるみをすり鉢で擦って、ペースト状にしたものが、器に入っています。
そこに、そばつゆを少しずつ加えて溶かします。
器に入ったくるみペースト
めんつゆでペーストを溶かす
よーく混ぜ合わせれば、濃厚なくるみ入りつゆの完成♪
次にお蕎麦です。
蕎麦は、石臼で熱を加えずに作ったものです。
しっとりつるつるのお蕎麦で、濃厚なつゆとの相性が抜群です。
栃もちのつゆ餅
栃もちとは、栃の実と、もち米を一緒に蒸して、お餅にしたものです。
山本屋さんでは、栃の実が入った餅を、さらに揚げて、つゆ餅にしています。
揚げだし豆腐のお餅バーションですが、とってもしっとりした柔らかいお餅で、おダシと合ってあっさり頂けます。
ゼリーのような刺身こんにゃく
刺身こんにゃくには、えごまが入っています。
こんにゃくというより、非常に滑らかなゼリーのような食感です。
写真でも、少しクニャっとなっているのが、お分かりいだだけますか?
いくらでも食べられてしまう、絶品のこんにゃくです。
女将さんがお気に入りの一品というのも、うなずけます。
会津天然くるみアイスクリーム
砕いたくるみがゴロゴロ入っているアイスです。
上品な甘さなので、いくつでも食べられてしまいそうです。
雪まつりの特典
山本屋さんでは、雪まつり特典で、こづゆが付きました。
こづゆとは、会津でお祝いの席に出される郷土料理です。
晴れの日膳だけでなく、注文したメニュー全てに付きました。
とっても得した気分♪
大内宿は楽しいことがいっぱい!
冬は雪やつららが楽しい
2月の大内宿は、茅葺屋根に雪が積もっていて、美しい雪景色です。
普段、雪にあまりお目にかかれないので、子どもたちは雪で遊んで大騒ぎ。
小さな雪だるまを作ってご満悦です。
屋根についた大きなつららも、青空にも映えます。
美味しいものがたくさんある
大内宿の通りには、たくさんのお店があって、食べ歩きもできます。
家族で、名物の「しんごろう」を堪能。
「しんごろう」とは、粗く潰したうるち米に、えごまを擦って味噌に混ぜた「じゅうねん味噌」を付けて、炭火で焼いたものです。
個人的には、串にささった柔らかい焼きおにぎりのようだなと思いました。
炭火で香ばしく焼けた味噌が、アクセントになって、とっても美味しかったです。
えごまは、αリノレン酸を多く含むので、体にも優しいです。
可愛いハートの灯篭
可愛いハートの灯篭を発見!
高倉神社の一の鳥居近くにある、大内宿街並み展示館というところが、雪まつり当日はメイン会場になり、 その近くにありました。
常設している確証はありませんが、ぜひ探してみてください。
カラフルな団子さし
ハートの灯篭がある近くに、団子さしも飾ってありました。
団子さしは、色とりどりのお団子を、魔よけの効力があるミズキの木に刺します。
会津では、小正月に飾ることが多く、豊作や家内安全を祈ります。
神仏巡りもできる
大内宿には、神社やお寺もあって、約60分で周回することができます。
私も高倉神社にお参りをしようと思いましたが、子どもたちの体力も尽きてきたので、今回は諦めました。
次回は、巡ってみたいと思います。
雪景色の大内宿を楽しむポイント
万全の寒さ対策を
2024年の冬は暖冬でしたが、それでも大内宿には雪がありました。
小さいお子さんと一緒に訪れる時は、スキーやスノボで着用する服装をさせるのが、おススメです。
雪を触ったり、つららをいじったりしますので、雪用の手袋もあるといいと思います。
日が暮れると、さらに気温が下がります。
ライトアップや花火を見るときは、防寒対策をして、足元を照らすライトがあると便利です。
足元はスノーブーツ
たくさんの人が歩いた歩道は、雪が踏み固められて、ツルツルになっています。
実際、転んでいる方もいらっしゃいました。
また、日中に気温が上がると、雪がシャーベット状になります。
そのため、滑りにくい&濡れないスノーブーツで行くことをおススメします。
まとめ
- 茅葺屋根の古い町並みが残る大内宿は、昔にタイムスリップした気分になれる!
- 山本屋さんのくるみ蕎麦は絶品で、一度は食べる価値あり
- 2月に行く場合は、防寒対策を忘れずに
茅葺屋根の建物が並ぶ、風情のある大内宿。
くるみ蕎麦やしんごろう以外にも、美味しいそうなものが沢山あって、歩いていると目移りします。
是非お腹を空かせて、大内宿に行ってみてくださいね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<参考資料>