だしを取ったあとの「だしがら」。
一度使った昆布やかつおぶしを、そのまま捨ててしまうのは、もったいない気がします。
そこで今回は「だしを取ったあとのかつおぶしの再利用法」をご紹介したいと思います。
どれも簡単にできます。
レンジでチンするだけ!だしがら粉
だしがらを再利用しようすいように、昆布やかつおぶしを粉にします。
まずは、だしを取り終わった昆布とかつおぶしを、耐熱の皿に広げます。
レンジで600W、5~6分加熱します。
加熱後のかつおぶしの状態をみて、加熱時間を延長してください。
写真では、かつおぶしが丸まったままですが、お皿に広げた方が効率よく加熱できます。
加熱しすぎに注意!
特に昆布が焦げます。
かつおぶしも昆布も、手で握るとバラバラになる程度に乾燥させます。
乾燥させたものを、ビニール袋に入れて手でもみもみすると、粉々になります。
乾燥した昆布がとがっている場合がありますので、ビニールが破れないように注意しましょう。
これで「だしがら粉」が完成です♪
おうちにフードプロセッサーがあれば、利用しても良いと思います。
ビニール袋を使えば、洗い物が少なくて済みますし、粉砕の具合を調整できるので、私はビニール袋で作ることが多いです。
面倒くさがりなんで。。。
だしがら粉の保存方法
保存する場合は、ビニールごと冷蔵庫に入れます。
乾燥してありますが、雑菌が繁殖するのを防ぐためです。
できるだけ早めに使い切るようにしましょう。
だしがら再利用方法:追加のだしにする
味をつけると、塩分が気になるので、私は粉のままで使用します。
お味噌汁に入れたり、お好み焼きの生地に入れたりします。
難しく考えずに、使ってみることをおススメします。
納豆に入れるのも美味しいですよ。
だしがら再利用方法:炊き込みご飯
だしがらをたくさん消費できておススメなのは、だしがら粉を使った炊き込みごはんです。
だしがら粉をどっさり入れて、ペロッと食べましょう。
作り方もシンプル。
炊飯器に具材を入れて、スイッチを入れるだけです。
【用意するもの】(4人分)
お米 3合
水 適量
だしがら粉 大さじ6~7杯分 (お好みで)
お酒 大さじ1杯
減塩しょうゆ 大さじ2杯
お好みの具材 鶏肉、にんじん、しめじなど
ねぎ 適量
早速、炊き込みご飯を作っていきましょう。
お米3合分と、水を2合分入れて、30分浸水します。
だしがら粉を大さじ6~7杯入れます。
だしがら粉が余っているようなら、もっと入れても大丈夫です。
お酒大さじ1、減塩しょう油大さじ2を入れます。
全体の水の量が、2.5合分になるように、水を足します。
にんじん、しめじ、鶏肉など、お好みの具材を入れます。
今回は、余っていた竹輪も入れてみました。
炊飯器のスイッチを入れて、炊きます。
お家にある炊飯器に、炊き込みご飯のコースがあれば、それで炊いてもいいと思います。
炊飯ができたら、出来上がりです。
お茶碗によそったら、ねぎを添えましょう。
まとめ
- だしがらは、乾燥させて粉にすれば、色々使える
- 追加のだしとして、お味噌汁に入れたり、お好み焼の生地に入れたりする
- 大量に消費したいなら、炊き込みご飯がおススメ
もったいないという気持ちから、だしがらを再利用しました。
食品ロスにもつながって、栄養も取れるなら、一石二鳥ですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。