こんにちは、すみれです!
先日、ヒナソウという可愛い草花を見つけて、購入しました。
今回は「ヒナソウの育て方」について、お伝えしたいと思います。
ヒナソウとは?
ヒナソウは、アカネ科ヒナソウ属、常緑の多年草です。
原産地は北アメリカ東部で、砂質の草原に自生しています。
3~6月頃になると、小さな花をたくさん咲かせます。
花弁は4枚あるように見えますが、実は1つの花弁が分かれたもの。
花の色は、青と白があります。
私が購入した花は白色ですが、少し青みがかっています。
ほのかな淡い青が、とても素敵な花です。
背丈は15cmほどで、ほふく性があり、横に広がります。
グランドカバーに使えそうですが、踏みつけには弱いので、場所を選んだ方がよいでしょう。
ヒナソウの別名は、トキワナズナ、フーストニア。
フーストニアとは、スコットランドの植物学者の名前からついたものです。
ヒナソウの育て方
植え付けの時期
花が終わった5月がベストです。秋なら9月でも行えます。
それ以外の時期にも植え付けは可能ですが、根を傷めるので、株分けはしないようにします。
ヒナソウを鉢に植えつけるため、独自に土をブレンドしてみました!
その様子は、こちらの記事をご覧ください。
鉢植えの場合
鉢に鉢底ネットを入れて、軽石を入れます。
水はけのよい山野草の土を入れて、細かく刻んだ水苔を加えると、保水されます。
根は少し崩してから植えつけます。
ヒナソウは根が張るので、鉢植えで管理する場合は、毎年植え替えるようにしましょう。
地植えの場合
植える場所に腐葉土1~2割、軽石小玉か川砂を2~3割入れて、水はけを良くします。
管理
基本的には、日当たりのよいところにおきます。
ヒナソウは、乾燥を嫌う一方で、蒸れにも弱いというのが、ポイントになります。
夏越し
夏に入る前に、半分ほど刈り込んでおきます。
高温多湿に弱いので、鉢植えの場合は、風通しのよい半日陰に移動させます。
庭植えの場合は、よしずなどで遮光します。
ヒナソウは根張りが浅いため、土の表面が乾燥するだけで、水切れします。
夏はこまめに水やりをしましょう。
蒸れには弱いので、葉に水がかからないように注意します。
気温が高い時間に水をあげると蒸れるため、比較的涼しい朝や夕方に水をあげます。
庭植えでも、2~3日お天気が良い日が続いたら、意識して水やりをします。
夏場に乾燥が原因で枯れてしまっても、こぼれ種で増えることもあります。
冬越し
マイナス5度にも耐えるので、寒さには強いです。
凍結しなければ、戸外に置いて問題ありません。
冬場も水切れが起こらないように、水やりは忘れずに行います。
肥料
花のあとに薄い液肥を与えます。
特に夏場に肥料を多くあげると、腐る原因になるので、少量の肥料で十分です。
害虫
ほとんど発生しません。
アブラムシがついたら、薬を使用して除去します。
購入場所
私は道の駅で購入しましたが、ヒナソウはホームセンターなどの量販店では、めったに見かけません。
山野草のショップ、あるいはオンラインの園芸店なら、購入可能です。
まとめ
- ヒナソウは、北アメリカ原産の常緑多年草
- 花は青と白があり、小さい花をたくさん咲かせる
- 乾燥と蒸れに弱いので、夏越しが大きなポイント
可愛い小さな花をたくさん咲かせるヒナソウ。
量販店では、なかなかお目にかかれない山野草です。
長く楽しめるように、乾燥と蒸れに気を付けましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<参考資料>