こんにちは、すみれです!
春から夏におすすめの遊びが、磯あそびです。
屋外で密にはならないし、事前の準備だけできれば、レジャー自体は大したお金はかかりません。
何より自然がいっぱいで、子どもたちだけでなく、大人も夢中になれます。
我が家もお休みの日に磯遊びをして楽しみました。
海をみているだけでも、日常を忘れられていいよね。
今回は、磯遊びについてご紹介したいと思います。
ただ、準備が足りないと熱中症になったり、思わぬケガをすることがあるので、注意が必要です。
事前の準備に加えて、持ち物リストも記載してありますので、ぜひご覧ください。
- 磯遊びの事前準備
- 持ち物リスト
- 磯あそびの当日の行動
- 磯あそびの注意点
磯あそびの事前準備
晴れた大潮の日をねらう
磯あそびは、潮だまりという「タイドプール」ができる場所で行います。
海の底がいちばん見えるのは、もっとも潮が引いた大潮です。
そのため、磯遊びをするなら、大潮の晴れた日がベストといえるでしょう。
お出かけ前に、磯あそびの予定地の満潮時刻と干潮時刻を調べておきましょう。
気象庁が潮位の予測を発表しています。
気象庁 潮位:https://www.data.jma.go.jp/kaiyou/db/tide/suisan/
海の生き物の観察すると、時間を忘れてしまいがちです。
潮が満ちてきて、岸に帰れなくなることがないように、満潮になる時刻も知っておくよいでしょう。
観察を終わりにする時間をおおまかに予測できます。
持ち物を用意する
- 帽子
- ラッシュガード(通気性の良い長袖のパーカーでもよい)
- 半ズボン(濡れてもよいもの)
- アクアシューズ(かかとのある濡れてもよい靴)
- アクアグローブ(軍手でもよい)
- ライフジャケット
- 小さめの網
- バケツ、透明の観察容器
- 虫よけスプレー、日焼け止め
- 水分補給できる飲み物
- ペットボトルに水を入れておく(近くに水道がなくても足が洗える)
- 着替え、タオル
- 軽いケガに対応できる救急セット
帽子は風で飛ばされないものを選ぶ
日差しが強い磯では、熱中症対策としても帽子は必需品です。
また、磯は風をよけるものがないので、直接風を受けます。風が強いと、帽子が飛ばされることがあります。
ゴム紐つきの帽子にする、あるいはパーカーのフードをかぶって固定しましょう。
ビーチサンダルはNG!
磯は岩でゴツゴツして歩きにくく、海で濡れてすべりやすくなっています。
そのため、足元が不安定だと、転んだりケガをする恐れがあります。素足はもちろん論外です。
私が幼い頃、磯を素足で歩いた母は、フジツボで足を切りました!
水が入っても、靴底から水が抜けるアクアシューズがベストです。
アクアシューズがない場合は、かかとのある濡れてもよい靴を履きます。
長靴でもいいですが、少し動きにくいかもしれません
生きものをつかめるように手を覆う
アクアグローブがあると、薄手ですべりにくく良いです。
軍手でも代用可能で、100円ショップのもので十分です。
ライフジャケットはあるとベター
ライフジャケットは、できれば着用すると安心です。万が一、転倒した時もクッション代わりになります。
生き物をつかまえる網は、しっかりしたものを選ぶ
岩と岩の間にいる海の生き物を捕獲するので、小さめの網があると便利です。
我が家は、水槽で使っているタモをもっていきます。
100円ショップでも売っていますが、網を囲む部分と柄を接続する部分が弱いと、水の重さに耐えられないことがあります。
魚をすくう網は、できるだけしっかりしたものを選びましょう。
生き物を観察する透明な容器は必須!
捕まえた生物をバケツに入れて観察します。
透明容器があると、上からも横からも見ることができて、おもいっきり観察できるでしょう。
透明な昆虫用の飼育容器でも、代用可能です。
日焼け&虫対策をする
磯は日差しをよけるものがないので、日焼け止めクリームを使用しましょう。
日焼け止めも汗で薄くなりますので、適度に塗り直すようにします。
また、磯ブヨがいたりします。虫よけスプレーも忘れずに。
すみれさんの娘は、手の平を刺されて、数日腫れたらしいよ。
熱中症対策は重要!
熱中症にならないように、こまめに水分補給をします。
磯の近くに自動販売機がないことも多いので、現地に到着する前に水分を調達しましょう。
思った以上に汗をかくので、水分だけでなく塩分も補充します。
磯あそびのあとは、水で流して足をスッキリ
我が家はペットボトルに水を入れて、磯あそびをした後に砂がついた足を洗います。
磯の近くに水道があればベストですが、ない場合も多いので、用意しておくと安心です。
念のための救急セット
ケガはないに越したことはありませんが、何かのときに使えるように救急セットを用意しておきます。
体調をととのえる
日差しをさえぎるものがない海辺では、意外と体力を消耗します。
また疲れがたまっていたり、寝不足が重なっていると、熱中症にもなりやすいです。
磯あそびをする予定日までに、体調をととのえておくと良いでしょう。
磯あそびの当日の行動
干潮の2時間前に現地に入る
潮が引いた時間から観察を始めたいので、干潮の2時間前には、目的地の海まで到着するようにします。
また海岸にはトイレが設置されている所もありますが、子どものトイレを済ませてから現地入りする方が、安心だと思います。
基本的にはキャッチ&リリースで
磯を観察すると、すぐカニやヤドカリを見つけることができます。
サイズが小さいものもいるので、小さいお子さんでも簡単につかまえることができます。
つかまえた生き物を透明な容器にいれて観察してみましょう。生きている生物を思う存分たのしみます。
そして、観察が終わったら、必ず海に返してあげましょう。
危険生物に要注意!
アクアグローブや軍手をしていても、トゲに毒をもつ生物もいます。
ゴンズイ
オニオコゼ
ゴンズイは、集団で玉のように泳いでいることがあります。背びれと胸びれに強い毒があり、さされると激しく痛みます。
オニオコゼは背びれに毒があります。さされると痛みがあり、腫れ上がります。
その他にも危険な生物がいますので、ネットや図鑑で調べて事前に調べておきます。
また、お子さんとも話をして、共通理解をしておきましょう。
大人と一緒に行動する、子どもを一人にしない
磯は岩がゴツゴツしていたり、海藻がついていて滑りやすくなっています。
またケガや事故にならないように、子どもと大人とセットで移動します。
「あっちにも何かいる!」と観察に夢中になると、子どもも大人も周りのことが見えなくなります。
みんなと離れてしまうと、潮が満ちてきた時に島になって陸に戻れなくなることもあります。
1人で行動しないようにしましょう。
潮が満ちてくる前に終わりにする
事前に調べておいた満潮の時間を配慮しながら、潮が満ちてくる前に観察を終了します。
磯あそびの注意点
立ち入り禁止エリアには入らない
沿岸には、危険な場所に立ち入らないように看板が立ててあります。
また漁業が禁止されている場所もありますので、必ず従うようにします。
思わぬ事故になったり、場合によっては窃盗罪に問われることもありますので、十分に注意しましょう。
天候が悪化したら中止、潮が満ちてくる前に撤収する
空に黒い雲が出始めたり、雨が降ってきたら観察を中止します。
また風が強くなると、波が高くなりますので、天候が急に悪化したら撤収しましょう。
また満潮の時間までには、磯を離れるようにします。
熱中症に注意する
帽子をかぶったり日焼けをしないようにしても、磯では曇りでも意外と日差しを受けます。
また観察が楽しくなると中断しにくくなりますが、できるだけこまめに水分を補給して、熱中症にならないようにします。
ゴミは捨てずに持ち帰る
磯にいくと、捨てられたゴミの多さに驚きます。
特にペットボトルやビニール袋などの分解されないゴミは、マイクロプラスチックになり、生態系に影響します。
最低限でも自分が出したゴミは、その場に捨てずに持ち帰るようにしましょう。
まとめ
磯には、色々な生き物がいます。動く生き物をみるのは、子どもだけではなく大人も楽しいです。
事前の準備をしっかりして、楽しい磯あそびを満喫しましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。