こんにちは、すみれです!
副業が解禁になってきた昨今、フリーランスになろうと考えている方も増えています。
フリーランスになると、「仕事を探す、請け負う、会計処理」をすべて自分で行います。
スムーズにフリーランスになるためには、事前の準備が肝心です。
色々やることがあるんだよ
え、どうしよう?
そこで、今回は看護師からフリーランスになる前にやっておきたい事前準備をご紹介します。
フリーランスになる前に私が準備したことに加えて、前もってやっておけば良かったと感じたこともプラスしてまとめました。
ぜひご覧ください。
- フリーランスって、どういうこと?
- すぐに看護師を辞めてフリーランスになってもいいの?
- フリーランスになりたいけど、何を準備したらいいの?
フリーランスとは?
フリーランスとは、会社や団体に所属せず、自分のスキルで収入を得る人のことです。
そのため、今まで職場にやってもらっていたことを、すべて自分1人で行います。
簡単にですが、例をあげました。
- 仕事を探す
- 相手先と雇用関係の確認・交渉を行う
- 契約を結ぶ
- 仕事を請け負う
- 報酬を得て帳簿に管理する
ふー、やること、いっぱいです。
これらの仕事のサイクルに入る前に、できる限り事前に準備しておくことが大切です。
では、具体的に何をしておけばいいのか、これから順番にお話していきます。
キャリアを積む・自己啓発
「看護師からフリーランスになる」と一言でいっても
- フリーランスになって何がしたいか
- これからどんな自分になりたいか
これらによって、事前の準備が異なります。
看護師だけど、看護師としてではなくて、別の仕事をしたい。
このように考えてフリーランスになる方は、看護師としてのキャリアはそれほど必要ではないです。
よって、ある程度の事前準備をした上で、今の看護職を突然辞めてもいいかもしれません。
しかし、フリーランスになって別な仕事をするにも、仕事を受けるためのキャリアがないと仕事はきません。
目標の仕事には、どんな技術やキャリアが必要か考えて、自分に身につけることを始めます。
ある程度の見通しがつくまでは、看護師として働きながら、必要となる勉強をするのもよいでしょう。
ただ、体を壊してまで看護師を続けることはありませんので
無理をしないように。
フリーランスになっても、看護の仕事に携わりたい。
フリーランスになって、看護師あるいは医療関係の仕事に関わりたい。
このように考えている方は、フリーランスになる前に、看護師として少なくても3年程度のキャリアがある方がいいと私は思います。
なぜならば、フリーランスになったら、自分の技能だけで収入を得なくてはなりません。
看護師としての自分を「売れる」ように、できるだけ経験を積んでおきましょう。
今後はどんな自分になりたいか明確にして、「なりたい自分になれる」ようにしていきましょう。
私はライターになるために、事前準備が足りませんでした。
思い直せば、ライターになる前に、看護師をしながらブログを開設しておけば、もう少し早くライターとして活動できていたかもしれません。
このような後悔をしないように、自分のこれからを想像して、事前の準備をしっかりしていきたいものです。
看護師に加えて別の資格があると、フリーランスになっても可能性が広がります。
できるだけ貯金をする
フリーランスに転向する前に、できるだけお金をためておきます。
フリーランスになると、仕事を始めて収入が安定するまで、時間を要することが多いです。
少し余力のある貯金をしておけば、お金が必要なる不測な事態が起こっても安心です。
一般的には、年収1年分ぐらいの貯金をしておくといいと言われています。
フリーランスになって勉強用の本を買ったり、ブログ開設に必要なサーバーをレンタルしたり、初期費用もかかります。
一人暮らしで、当面の家賃や生活費を含めるとしたら
貯金は多いに越したことはないと思います。
仕事用のクレジットカードを準備する
フリーランスになる前に、仕事用のクレジットカードを用意する理由は2つあります。
- フリーランスになると、社会的な信用が低くくなる
- フリーランスになった後、仕事での収支をカードで行うと、帳簿の管理がしやすい
フリーランスは仕事が安定するまで、収入は不安定です。そのため、新規でクレジットカードを作成しようと思っても、カード会社の審査が通らないこともあります。
また個人事業主として確定申告をする際にも、収支の管理を仕事用のクレジットカードで一括管理にしておくと、帳簿の処理も楽になります。
したがって、フリーランスになる前に、これから仕事で使用するクレジットカードを用意しておきましょう。
アウトソーシングでクラウドワークスを利用する予定なら、楽天カードを作ることをおすすめします。
クラウドワークスでは、仕事の報酬の振込先により、手数料が異なります。
- 楽天銀行:振込手数料が100円
- 楽天銀行以外の銀行:振込手数料が500円
件数が多いと、差額400円は大きいですよね。
楽天カードはクイック審査があるので、非常に早くカードができて助かりました。
開業届・青色申告の準備をする
開業届の提出はメリットが多い
フリーランスは、個人事業主に該当します。
開業して1カ月以内に税務署に開業届を提出します。
提出しなくても罰則はありませんが、開業届を出すメリットがありますので、いくつかご紹介しましょう。
- 屋号(事業名)で銀行口座を開設できる
- 開業届と一緒に青色申告承認申請書を提出すれば、最大65万円の特別控除が受けらる
- 就労証明書を自分で記載できる
一方、開業届を出すデメリットもありますので、自分の状況を考えて提出するようにします。
総合的に考えて開業届を出す場合は、開業届についてまとめた記事がありますので、参考にしてくださいね。
青色申告は節税効果がある
青色申告とは、納税地を管轄する税務署に青色申告承認申請書を提出して、納税する金額を安くする制度のことです。
開業届を出すなら、青色申告も一緒に行うことをおすすめします。
開業届を出さない場合は、青色申告はできませんので、ご注意ください。
「青色申告ってなに?」「どうやって青色申告するの?」など疑問を持った方は、分かりやすくまとめた記事がありますので、合わせて読んでみてください。
会計ソフトを用意する
帳簿の作成が簡単になる
フリーランスで個人事業主になると、確定申告を自分で行います。
そのために、仕事で得たお金、経費など適切に管理しておきたいものです。
そこで活躍するのが、会計ソフトです。
クラウド型の会計ソフトを使用して、自分の仕事用のクレジットカードと同期させておけば、会計ソフトが勘定項目を決めてくれて帳簿に転記してくれます。
また、領収書をカメラで撮影するだけで、自動で帳簿ができる機能もありますので、効率よく作業ができます。
作業をおろそかにすると
年度末の確定申告で大変な思いをします。
ちなみに、私は「クラウド会計ソフト Freee会計」を使っています。
複式簿記も簡単にできる
青色申告を受けるには、先ほど述べた青色申告承認申請書を提出した上で、複式簿記が必要です。
複式簿記とは、勘定項目と仕訳をして、お金の動きを記録することです。また7種類の帳簿を使用します。
簿記の知識がない初心者が、複式簿記をしようとすると、かなりの労力が必要です。
しかし、会計ソフトを使えば、収支を入力するだけで、必要な帳簿が作成できます。
また確定申告に必要な決算書も簡単に作成できます。
仕事で使用する通信環境をととのえる
携帯で調べものをしたり、お仕事の関係者とやりとりもできますが、パソコンは1台あると便利です。
お仕事のやりとりするのに、仕事用のメールがあると、プライベートと分けられます。
Googleのアカウントを取って、仕事用のメールを作りましょう。
プライベートなメールと一緒にすることに抵抗がない方は、もちろんそのままでもいいです。
仕事が始まってからでもいいのでは?
仕事が始まると本業で忙しくなります。
事前にできることは、備えておく方が安心ですよ。
まとめ
- 仕事を得られるようにキャリアを積む
- できるだけ多く貯金をする
- 仕事用のクレジットカードを用意する
- 開業届・青色申告の準備をする
- 会計ソフトを準備する
- 仕事で使用する通信環境をととのえる
フリーランスになる前にできるだけ準備を進めておくと、スムーズに仕事が始められます。
すべてを自分1人で行うので、効率よく準備できるといいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。