こんにちは、すみれです!
今回は「BLSプロバイダーコース」を受講してみようと思い、申し込みをしてみたので、ご紹介します。
BLSプロバイダーになると、基本的なBLSの知識や手技が身に付いて、妊婦や乳幼児のCRPも実施できるようになります。
BLSプロバイダーとは?
BLSプロバイダーは、命を救う場面において、救命の基礎が実践できる人のことです。
BLSプロバイダーになると、以下のことができるようになります。
- 全年齢層に対して、質の高いCPRが実施できる
- 救助者が1名の場合でも、複数で行う場合でも、CPRできるようになる
医療従事者だけでなく、一般の方もBLSプロバイダーになれます。
BLSプロバイダーになるためには?
日本ACLS協会が主催するBLSプロバイダーコースを受講して、実技と筆記試験に合格すると、BLSプロバイダーになれます。
日本ACLS協会が主催するコースには、いくつかあります。
- HeartCodeBLS
- ハートセイバーCPR AEDコース
- BLSプロバイダーコース
- PEARSプロバイダーコース
- ACLSプロバイダーコース など
コースによって、目的や対象、受講資格が異なるので、ACLS協会のHPから確認しましょう。
BLSプロバイダーになるために、今回は「BLSプロバイダーコース」を選択しました。
BLSプロバイダーコースの内容を、簡単にまとめてみました。
- 成人に対するBLS
- 安全確認、評価、成人の胸骨圧迫
- 人工呼吸(ポケットマスク、バックマスクなど)
- AEDの使用方法
- 成人に対する1人法および2人法のBLS
- オピオイドによる致死的な緊急事態
- 妊婦の心停止
- 小児と乳児に対するBLS(1人法と2人法)
- 窒息の解除(成人、小児、乳児)
詳細は、日本ACLS協会のHPにて確認してください。
学習部分をオンラインで行うコースもありますが、BLSプロバイダーコースは座学+実技があり、受講時間は約6時間です。
受講の後半で、実技試験とマークシート試験を受けて、両方に合格することが必要です。
マークシート試験は、正答率が84%で合格となっています。
出題される25問の中、21問は正答しなければなりません。
正答率が84%未満の場合は、当日1回のみ再試験が可能です。
BLSプロバイダーコースは、国際ライセンスカードが取得できます。
ライセンスカードには有効期限があり、取得から2年間となります。
受講料は、テキスト代と当日使用するポケットマスク代を合わせて、18,480円(税込)です。
BLSプロバイダーコースの申し込み方法
BLSプロバイダーコースの申し込みをまとめると、以下のような流れになります。
- BLSプロバイダーコースを選択
- 全国のトレーニングサイトから場所を選択
- 日本ACLS協会に登録
- コースの申し込み
ここからは、具体的な申し込み方法について、写真つきで説明していきたいと思います。
まずは、日本ACLS協会のHPを開きます。
右上に「受講申込はこちら」というボタンがあるので、クリックします。
受講コースの検索の画面になります。
開催日、コース指定、地域指定ができますので、自分の希望の日にちや地域、コースを選択します。
コースは「BLSプロバイダーコース」をクリックします。
地域の選択で「全解除」をクリックすると、すべてのチェックが外れるので、受講可能な地域をチェックします。
「上記の指定した条件で検索する」をクリックすると、希望の日にちや地域で、受講可能なコースが検索されます。
「詳細を確認して申込む」をクリックします。
ページの一番下に「申込手続きに進む」をクリックします。
新規登録をクリックして、登録を行います。
規約が出てくるので、「上記内容に同意します」にチェックして「同意して次へ」をクリックします。
仮登録情報の入力の画面になります。
必要事項を入力して「メンバー情報を仮登録する」をクリックします。
登録したアドレスに、仮登録をしたというメールが届きます。
本文のURLから入って、必要事項を入力します。
本登録の画面になるので、必要事項を記入して「確認画面に進む」をクリックします。
入力した項目を確認して「この内容で申し込む」をクリックします。
クレジット情報を入力する画面になるので、必要事項を入力して「次へ」をクリックします。
「受講のお申込みが完了しました」の画面になります。
これで、受講の手続きは終わりです。
登録したメールに「コース受講申込受付完了のお知らせ」というメールが届きますので、確認しておきましょう。
BLSプロバイダー:受講当日までの準備
BLSプロバイダーコースでは、指定のテキストで学習をします。
また、当日はポケットマスクを使用するので、テキストを合わせて購入しておきましょう。
ポケットマスクは「マウスピース部を取り外しできるタイプ且つ一方向弁つき」という指定があります。
個別で購入も可能ですが、条件に合わないポケットマスクだと、当日使用できません。
購入し忘れも防げるので、テキストと一緒に購入するのが確実だと思います。
テキストは、当日までに熟読しておきましょう。
日本ACLS協会経由でテキストとポケットマスクを購入する方法は、こちらの記事をご覧ください。
まとめ
- BLSプロバイダーは、全年齢における初期の救命処置が実施できる人
- BLSプロバイダーコースは、座学と実技を合わせて約6時間、費用は18,480円(税込)
- 日本ACLS協会のHPより申し込む
BLSプロバイダーコースは、臨床から少し離れていた医療従事者以外にも、一般の方にもおススメなコースです。
受講すると、自信をもってBLSができるようになります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。