スニーカーの臭い取りは重曹で撃退！重曹の効果と使い方とは？

汗ばむ季節になると、臭いって気になりますよね。

特に、外でたくさん遊ぶ子どものスニーカーは、毎日洗う訳にもいかず。

たくさん汗を吸収していて、気になる臭いがあります。

そこで今回は、「消臭する重曹」についてご紹介したいと思います。

そもそも重曹ってなに？

重曹とは、重炭酸曹達（ソーダ）の略です。

つまり、重炭酸の「重」と、曹達の「曹」で、重曹です。

重曹の正式名称は、炭酸水素ナトリウムです。

重炭酸と呼ばれることもあります。

重曹は、安全性の高い素材で、環境に優しいと注目されています。

重曹はこんなことが得意！

中和反応

重曹は弱アルカリ性なので、油の焦げ付きなどの酸性の汚れを中和します。

中和することで、水に溶けやすくなり、簡単に汚れを落とせるのです。

研磨効果

重曹の粒子には、物を磨く作用があります。

重曹の粒子は柔らかいため、ゴシゴシしても傷がつきにくいのが特徴です。

しかし、アルミや銅のお鍋で重曹を使用すると、変色しますので、注意してください。

静菌作用

重曹には、雑菌の増殖を押さえる働きがあります。

ただし、カビを完全に取り除くことはできませんので、ご注意ください。

吸湿効果

重曹には、湿気を吸収する働きがあります。

クローゼットや押し入れなど、湿度が気になる場所に使用すると、カビを予防できます。

このように重曹は、家庭のさまざまな場面で活躍する優れものです。

どうしてスニーカーは臭う？

汗と皮脂汚れが合わさった上、密封した多湿であると、雑菌が増えます。

これが、スニーカーの臭いの原因です。

たくさん遊んだり、走ったりして、汗や皮脂汚れを吸収したスニーカーは、とっても臭いやすいのです。

また、通気性の悪い革靴や、冬場のブーツも、シューズの内部が蒸れやすいため、同じように臭いやすくなります。

スニーカーの消臭方法は？

スニーカーの臭いを取る方法は、いくつかあります。

今回は、手間が少なくて簡単にできそうな、重曹パックをやってみることにしました。

重曹パックを実際に作ってみた！

用意するもの

スニーカーに入れるなら、お茶のパックより、だしや麦茶のパックの方が大きいので、おススメです。

重曹パックの作り方

重曹パックを2つ作って、片足でパック2つ使用しています。

一晩入れて様子を見てみて、少し臭いが取れた気がします！

このまま継続したいと思います。

ちなみに、重曹パックは2～３カ月で交換になります。

重曹パックは捨てないで！重曹の再利用方法

使い終わった重曹パックは、湿度を吸収してカチカチになります。

しかし、中身の重曹は、掃除で再利用できますので、捨てずに活用しましょう。

生ごみに直接かける

台所の三角コーナーや、生ごみを入れているゴミ箱に、直接重曹を振りかけるだけ。

手軽に、生ごみの嫌なにおいを消臭できます。

排水溝にかける

台所やお風呂の排水溝に、重曹を振りかけると、臭いが取り除けます。

水を加えてペーストにして掃除する

重曹に少量の水を加えて、ペースト状にします。

歯ブラシにペーストをつけて、タイルの目地をこすれば、汚れがよく取れます。

また、重曹のペーストをスニーカーの汚れがひどい部分に使うのも、効果的ですよ。

重曹でスニーカーを洗うのも効果的！

スニーカーの臭いを予防するため、スニーカー自体を清潔に保つことも大切です。

スニーカーを洗う際にも、重曹を使うと、さっぱりきれいになります。

ぬるま湯1Lに、重曹を大さじ2～３杯溶かします。

さらに洗濯洗剤を大さじ１杯入れて、スニーカーを30分～1時間浸け置きます。

ブラシでしっかり汚れを落とせば、完成です。

スニーカーの素材によっては、重曹が使用できないこともありますので、事前に確認しましょう。

また、重曹が残ると、黄ばみの原因になることがあるので、十分にすすぎます。

気になる場合は、クエン酸を加えて、中和するとよいでしょう。

まとめ

重曹パックは簡単に作れて、使い終わった重曹を再利用できるので、とってもおススメです。

重曹の力を借りて、スニーカーの臭いから解放されましょう。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。