こんにちは、すみれです!
育てて楽しそうな苗を見つけました。
今回は「アローズ コンパクト」についてご紹介したいと思います。
蝶の形の花をたくさん咲かせて、ふんわりドーム状に仕上がります。
上手に夏越しができれば、秋まで長く楽しめるお花です。
アローズ コンパクトとは?
アズーロ コンパクトは、キキョウ科ロベリア属の一年草です。
花弁は5枚ですが、2弁は上を向いていて、3弁は根元でつながっています。
まるで、蝶々が舞っているようで、とても華麗で涼しげです。
原産地は、南アフリカ共和国。
アズーロ コンパクトが属するロベリアは、原産地からの印象とかけ離れて、夏越しが難しいとされています。
ラベル 表
ラベル 裏
サントリーさんが開発した「アローズ コンパクト」は、夏越しがしやすい品種です。
私は人気色である「スカイブルー」を選びました。
他にも、青い花で中心部分が白になる「ブルーウィズアイ」、ピンクや白もあります。
アズーロコンパクトは花期が長い!
アズーロコンパクトの花期は、4月~10月です。
春から秋にかけて長く咲いてくれます。
夏の時期に、蝶々の形をした小さい花が風に揺れると、とても涼しげです。
同じように、春から秋にかけて長く咲くお花に「カリブラコア」があります。
こちらのお花も、育てやすくておススメですよ。
アズーロ コンパクトの植えつけ
アズーロ コンパクトは、小さな花がドーム状に咲きます。
そのため、安定した鉢に植えることをおススメします。
土は、市販の草花用の土を用意します。
植えつけから2~3週間でやること
摘心という新芽をカットする作業をします。
脇芽が出ていることを確認して、新芽を切り取ります。
全体が葉で覆われるように、2~3回ほど摘心するのが理想的です。
ただ、植えつけた時期が遅い場合は、花を咲かせることを優先して、摘心は行いません。
アズーロ コンパクトの管理
日当たり
基本的には半日以上、日が当たる屋外におきます。
夏の管理でも触れますが、真夏の直射日光や西日は避けます。
水やり
蒸れも乾燥も嫌うので、水の管理は重要です。
基本的には、土が乾いたらたっぷりと水をあげます。
花数が増えてくると、水の吸い上げが激しくなりますので、水切れしないように注意しましょう。
肥料
次々に花をつけるため、液肥や置き肥をします。
植えつけてから2~3週間後に液肥を施します。花や葉にかからないように注意します。
植えつけてから1カ月後に置き肥をして、1カ月に1回ずつ継続します。
花が咲いている時期は、肥料を切らさないようにしましょう。
肥料が足りないと、下葉が黄色に変色します。
植えつけから約2カ月で、小さい花がたくさん咲いて、満開になります!
夏の過ごし方
アズーロ コンパクトは蒸れを嫌うので、梅雨に入る前に、切り戻しをして風通しをよくします。
切り戻したら、置き肥をして栄養分を補給します。
切り戻しをすると、秋ぐらいまで花を楽しめます。
草丈が15cmぐらいになるので、梅雨や台風の時期は、雨風に当てないように管理します。
水が切れやすい時期でありますが、水をあげ過ぎると、根腐れを起します。
基本的には、乾いたらたっぷりと水をあげるようにしましょう。
朝の涼しい時間に水をあげて、気温が高い時は、夕方にも水やりします。
夏場の炎天下や強い西日には弱いため、半日陰で風通しのよい所で管理します。
冬の過ごし方
アズーロ コンパクトは寒さに弱いので、冬越しができない場合も多く、基本的には一年草扱いにします。
ただ、温暖な地域では、冬越しができることもあります。
日中は日が当たるところに、夜間は冷え込むので、軒下や玄関先におきます。
霜が多いなど、寒さが厳しい場合は、玄関の中に入れます。
水やりは控えめで、大丈夫です。
まとめ
- アズーロ・コンパクトは、キキョウ科ロベリア属の一年草
- 夏越しがしやすい品種
- 蝶の形をした小さい花が、ドーム状にふんわりと咲き広がる
アズーロ コンパクトは、植え付けてからの摘心、追肥を行って、夏越しができれば、秋まで長く楽しめるお花です。
ドーム状に咲き誇る花を、たんさん楽しみたいですね。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<参考資料>