こんにちは、すみれです!
- ふわふわの水苔にしたい!
- 水苔をどうやって使うのか、よく分からない。
水苔の使い方が分からずに、お困りではありませんか?
今回は、水苔の戻し方や余った水苔の管理について、ご紹介したいと思います。
水苔って、一体なんだ?
水苔とは、北半球の湿地に生えている苔の一種です。
涼しくて降水量が多い沼地などに生息します。
日本に自生している水苔は、個人が勝手に採取することはできません。
主に、チリやニュージーランドから輸入されたものを購入して使用することになります。
量販店などで流通している水苔は、乾燥・圧縮されているので、水で戻してから使用します。
水苔は水を保つ機能があり、通気性もよいです。
そのため園芸では、ランや多肉植物の植え付け、ハンギングバスケットの内張に使用されます。
水苔を戻す方法
ブロックを丸ごと戻す方法
準備するもの
- ブロックの水苔
- ブロックがすっぽり入る大きさのビニール袋
- 水(水苔が150gなら500ml程度)
ブロックを戻す手順
水苔のブロックをビニールに入れます。
ブロックに水をかけます。
少しブロックを崩して、中心部分にも水が行き渡るようにします。
ビニールの口を閉じて、しばらくの間、蒸らします。
少量の水苔を戻す方法
私は水苔を土に混ぜて使用したいので、ブロックを手でちぎりました。
洋ランや苔玉で使用する場合は、水苔が長くないと使いにくいので、ブロックごと水に浸しましょう。
準備するもの
- ジップロック
- 霧吹き
- 水(水苔15gに対して50ml)
ジップロックに使用したい水苔を入れます。今回は15g程度です。
入れた水苔に、霧吹きでまんべんなく水分を吹きかけます。
ジップロックの真ん中辺りは、霧吹きが届きにくいので、手で水苔をかき分けて行います。
吹きかけ終わったら、ジップロックの封をして、一晩置きます。
こんな感じの、ふわふわの水苔ができました♪
試しに、完全に水に浸して、水苔を戻してみました。
水苔15g程度の水苔を、水につけて4時間おきます。
水に浸した水苔
できあがった水苔
できあがった水苔の余分な水を切って、ぎゅっと軽く絞ります。
写真だとよく分からないですが、水苔がクタっとなって、非常にしんなりしてしまいました。
水を切ったり絞ったり、手間がかかるし、余計に手が汚れます。
私の個人的な見解では、少量の水苔を戻すなら、霧吹きの方がおススメです。
一度戻して余った水苔は、どうしたらいいの?
余った水苔は天日で干して、完全に乾燥させます。
それから密封できる袋に入れて、日光が当たらないように管理します。
遮光ができる黒い袋に入れたり、段ボールに入れたり、できるだけ日光に当たらないようにしましょう。
再度使う時は、また水で戻して使用します。
水苔の産地と長さ
ホームセンターなどの量販店で取り扱っている水苔は、主にチリ産とニュージーランド産です。
チリ産よりニュージーランド産の方が、価格は高いです。
チリ産の水苔には、不純物が入っていることも多く、水苔の長さも短いです。
一方、ニュージーランド産の水苔は、長さがあって、チリ産より品質は良いとされています。
洋ランに水苔を使用する際は、ニュージーランド産をおすすめします。
水苔の等級
水苔は品質によって、AA~AAAAAまで等級がついています。
Aの数が多いほど、品質のよい水苔ですが、価格も上がります。
私が今回使った水苔は、チリ産のAA+でしたが、少し茶色くなった水苔や、不純物が入っていました。
土に混ぜて使用する用途でしたので、良しとしましたが、使用目的に応じて、品質を選びましょう。
まとめ
- 水苔は保水性や通気性がある
- 使用する水苔の量によって、戻し方を変えるとよい
- 使用目的によって、水苔の産地や等級を選ぶ
水苔の量によって、水の量を変えると、上手に水苔を戻せます。
水苔を使って、グリーンライフを楽しみましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
<参考資料>